Japanese Post:英会話を学ぶときのコツ(&聞き取れない時の対処法)

The article and photos by Fumiko Koike 

(記事と写真:小池文子

目次:

1.はじめに

2.よくある質問「相手が英語で何を言っているのか分からなくて困る」の解決策

3.レッスン前に(受講者の方=生徒さんが)行う準備

4.レッスン中にすること①「読み上げる」又は「自然に(暗記してきたものを)話す」

5.レッスン中にすること②「多角的に直してもらい、確認」→Q&Aセッション(=質疑応答)

6.まとめ&「もう一度言ってください」の言い方

7.「英語で京都ツアー」のご紹介

↑何でも、ゼロから一(いち)にするのは難しいですよね!でも、生け花未経験の私も、師匠のアドバイスに従ったら何とかこんな風にできました。
↑何でも、ゼロから一(いち)にするのは難しいですよね!でも、生け花未経験の私も、師匠のアドバイスに従ったら何とかこんな風にできました。

1.はじめに

Fumiko writes this article as an English teacher for those who are learning English but use Japanese in their everyday life, so that it is written in Japanese. 

 

今回の記事は、英会話ティーチャーとしてFumikoが「英会話学習者の皆さまに向けた」内容です(2006年度から英会話を教えています。通訳案内士でもあります)。学習効果を最大限に高めるために、英会話レッスンを受講される「前&レッスン中」に何をすべきでしょうか?Fumikoおススメの学習方法をご紹介します!

 

2.よくある質問「相手が英語で何を言っているのか分からなくて困る」の解決策

昨今では、「オンラインで外国人の先生から英会話を学ぶ」ことが簡単にできるようになってきました。

 

「相手が何を言っているのか分からなくて困る」という声を何度か聞いたことがあります。

 

解決策のひとつとして、「ご自分が実際に使える・話せる単語」を増やすことで「聞いて分かる範囲を広げる」という方法があります。

 

リスニング力をアップさせるためには、「ただひたすら聞く」よりも、レッスンを通じて「話せるトピックを増やす」方が中長期的には効果的です。

 

ご興味のあるかたは、今回ご紹介する下記の方法をぜひ試してみてくださいね!

 

※とりあえず「もう一度言ってもらえますか?」を英語で何というか知りたい方は、この記事の最後「6.まとめ&もう一度言ってくださいの言い方」をご覧ください。

 

3.レッスン前に(受講者の方=生徒さんが)行う準備

①「自分はこれを話せるようになりたい」という内容を含んだ原稿(英語)を作る。

 

例:日記、自己紹介、仕事用のプレゼンなど

 

②可能であれば、それを暗唱する(原稿を見なくても言えるように練習)。

 

③「自分が作った原稿は間違いだらけだから覚えたくない」という方もいらっしゃいますが、ここでは間違いを気にせずに「とにかく一通り原稿を発音できる・言える」状態まで練習しておきましょう。

 

→そうすることで、後々、「何をどう間違えたのか」が記憶に残りやすくなり、同じ間違いをしなくなります(Fumiko自身の体験談)。

 

4.レッスン中にすること①「読み上げる」又は「自然に(暗記してきたものを)話す」

①レッスンの最初に、「原稿を作ってきたので聞いてほしい。発音・文法・言い回しの間違いがあれば、それを直してほしい」と伝えます。

②原稿を読みます。あるいは、原稿を見ないで「相手に話しかけるように・棒読みにならないよう」話します。

 

5.レッスン中にすること②「多角的に直してもらい、確認」→Q&Aセッション(=質疑応答)

①文法や発音で改善すべき点を、教えてもらいます。

※実際に声にだして話しているので、発音もしっかりチェックしてもらいましょう。

→例えば10人の外国人(英語が母国語)に同じ単語を発音してもらった場合、10人全員が全く同じ発音でその単語を読むとは限りません。よって、「絶対に正しい発音」の定義が難しいため、それを目指すのではなく、「高い確率で(誰が聞いても)意味を分かってもらえる発音」を目指しましょう。「電子辞書と同じような発音ができない」と落ち込む必要は全くありませんよ!

 

②直した原稿をもう一度読み上げて、(原稿を見てもOK)全て正しい文章になっているか確認してもらいます。

※この際、文法や発音が正しくても、文章同士の前後のつながりがおかしい場合もあるので、「全体を通して意味が分かりやすいか」も確認しましょう。

 

③添削後にもし時間があれば、その内容について、先生から質問してもらうよう、お願いしましょう。(=Questions &Answers セッション)

※例えば内容が「自己紹介」だった場合で、その中に「スポーツが好き」という文があったとしたら、「スポーツを観るのと、自分でするのとどちらが好き?」などという質問がくるかもしれません。

 

6.まとめ&「もう一度言ってください」の言い方

このように、予め(生徒さんご自身が)トピックを決めてくることで、ご自分が話したい内容に関する単語力をアップさせることができます。

また、最後に(そのトピックについて)Q&Aセッションで「話す練習」をすることで、リアルな会話練習ができますね!

レッスン中に、外国人の先生が言っていることが分からない時があっても、気にせず「 Pardon?(パードゥン)」か「Could you say that again?(クッジュー セイ ザットアゲイン)」で聞き返せば大丈夫です。

(いずれも「(聞き取れなかったので、もう一度言ってもらえますか?」の意)

「最初から外国人の先生に習うのは心配」という方は、まずは日本人の先生を相手に、同じ方法で英会話レッスンを受講してみる方法もあります。

7.「英語で京都ツアー」のご紹介

Fumikoの英語ガイドを聞きながら、京都を巡りたい!という方は、下記のサイトをご覧ください。

「英語で読む力を鍛えたい!」という方は、Fumikoのブログをご参照ください。

日々のインスタグラムでは、英語解説を付けて、京都中心に写真を投稿しています。英語音読の練習などに、お気軽にフォローしていただければ嬉しいです。

皆さまの英会話学習が、実り多きものとなりますように。

 

The article and photos by Fumiko Koike 

(記事と写真:小池文子