The article and photos by Fumiko Koike
(記事と写真:小池文子)
※この記事内の写真は、全て「ミホミュージアム」で撮影したものです(建物への/からの経路写真も含みます)。美しいですよね!
先生の選び方について(英会話レッスン編)
目次:
はじめに
1.モチベーションを与えてくれる
2.生徒さんに沢山、話す機会を与えてくれる
3.分からないこと・間違えた所を中心にピンポイントで教えてくれる
まとめ
はじめに
「英会話をはじめよう!」と思ったときに、先生選びはとっても重要ですよね(先生が外国人でも、日本人でも)。
私自身も、学生時代から留学時代に至るまで、本当に沢山の先生に習ってきました。2006年度からは、英会話ティーチャーとなり、英会話を教えています。2014年度からは、全国通訳案内士との二足の草鞋です。
【私の経歴・紹介についてご覧になりたい方は、お手数ですがこちらのページをご一読ください】
さて今回は、「生徒と先生」の両方の経験をもつことから、「英会話の先生の選び方」についてのポイントをまとめてみました。
【補足】ここでは、試験対策、定期テスト対策、受験対策などの英語の授業ではなく、「英会話」に焦点を当てています。
1.モチベーションを与えてくれる
冒頭の写真(ミホミュージアムへつづく、幻想的なトンネル)のように、英会話の学習はどこまでも続くトンネルのように感じられるときもあります。
実は、英会話の上達には「レッスンを受けている以外の、自習の時間」が最も大切です。誰も見ていないところでコツコツ勉強することを続けるためには、かなり高いモチベーションが必要だと思いませんか?そんな「レッスンに行っていない時にも勉強をやる気にさせてくれる」ような先生がおすすめです。
「この先生みたいになりたい!」とか、「なんか、オーラが出てるんだよね」とか、「この先生から習うと、越せないと思っていたハードルを越えられそうだ」と思える先生。また、「はっきりと言葉では説明できないけれど、この先生と話していると心が清々しくなる」でもよいです。
実は、この直感・感覚って後で正しかったりしませんか?
2.生徒さんに沢山、話す機会を与えてくれる
「英語を話すこと」は、「聞くこと」「書くこと」「読むこと」のすべての土台となります。そのため、レッスン中にどれだけ生徒さんが話す機会を得られたか、ということが、中長期的にみると、あとで大きな差となって(良くも悪くも)表れます。また、多く話す機会を得られると、生徒さんの充実感や自信につながってきます。
レッスンを受けるということは、ひとりでは練習できないことや、ひとりでは学習できないことを学びたいから受講するのだと思います。
レッスンを最大限に活用して、「相手(先生)がいないとできない練習」を効果的に行うは、実は先生側、生徒さん側の両方の準備がしっかりできていることがカギです。
生徒さん側の準備として、以前の記事の中で、おすすめの学習方法として、
「レッスン前の(受講者の方が行う)準備」
「レッスン中にすること①」
「レッスン中にすること②」
をまとめましたので、もしご興味があれば、参考にしてみてくださいね。
(↓↓この記事の中です。)
3.分からないこと・間違えた所を中心にピンポイントで教えてくれる
皆さんは、誰かとの会話の中で「そのことはもう分かっているから、これ以上説明してくれなくていいんだけどな・・・」と思ったことはありませんか?
グループレッスンの場合は、既に知っていることを説明されても、(ほかの受講生さんが知らないかもしれないので)一緒に聞いているしかありません。むしろ、復習になって良いケースもあります。
しかし、個人レッスンの場合は、分かっていることを「長く」説明されるとツライものがありますよね。
そのため、「分からないこと・間違えた所をピンポイントで教えてくれる」ということも大切ではないでしょうか。
先生が、「この受講生さんは、ここまでは知っているんだな」「この部分が弱点なんだな、学習の余地があるな」というのを察して、そこにフォーカスしてくれるとありがたいですよね。
まとめ
以上、2番目と3番目は、私が英会話を生徒さんに教えるときや、全国通訳案内士として、訪日外国人のお客様と接する際に気を付けていることで、そうありたいと心掛けていることです。
外国人のお客様に日本の歴史や文化を説明するときも、私が一方的に話してしまわないよう、聞き手の方の理解度や興味を確認しながら進めています。
でも、1番目の「モチベーションを与えてくれる」に関しては、人間同士の相性や「感覚的」なものも影響してくるので、こればかりは実際に接してみてご自分がどう思ったか、ご自身の心の底に聞いてみていただくのが良いのかな?と思います。
The article and photos by Fumiko Koike
(記事と写真:小池文子)
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